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【ありがとうのじかん】ファンキーモンキー恋する川柳2/15お題「甘い」入選句

<2月15日放送分>

お題「甘い」

 

*あと一歩で入選の作品

△脇甘いのは羽根広げ飛ぶためさ

脇が甘いのにもちゃんと理由があるのさ、と作者。

またその理由が「飛ぶため」だなんて素適です。

原句のままではリズムがガタガタして悪いですよね?

句意(句の意図するところ)はそのままに、リズムが調うように添削してみました。

いかがでしょうか?

甘い脇羽根を広げて飛ぶための

 

 

 

*入選句

甘み増すわが人生の隠し塩

(大阪府/悠)

悠さん、初ご投句ありがとうございます!!

初めてとは思えないリズム、句意ともにOKの作品。塩の一つまみが人生の甘みを際立たせていきますね。

それに気づけるのも、年齢を重ねる喜びです。

 

 

あの人の蜜を集めているところ

(兵庫県/邦子)

あの人の蜜・・・とは。

もう終わってしまった恋なのでしょうか。あんなに甘かった日々なのに、今は記憶の中であの日の名残のような蜜をかき集めている作者。

 

海近い宿に一人で甘みかん

(滋賀県/弘子)

ホテルではなく、たぶん民宿のような気取りのない宿。

そのお部屋で一人みかんをむいている弘子さん。思いがけずその甘さにほっとしつつも、窓の外の潮騒に淋しさも交錯するようです。

 

サルビアの蜜と遊んでいる独り

(大阪府/やすひろ)

この遊び、私もやりましたよ。サルビアの朱のお花を引き抜いて芯をなめると甘くって。学校の帰りに花壇のお花をむしったものです。

思えばちょっと残酷な子どもの遊び。そう、さらに思い出せば、やはりその日の私も一人でした。

 

甘くない正解もない恋を抱く

(大阪府/愛峰)

甘くない、正解もない、そんな恋をするのがオトナです。ベタベタ甘ったるい恋は高まりも早いけれど冷めてゆくのも早いのが常。

大人の恋はいかなる答えも持たず、何も願わずに胸のなかにいついつまでも抱き続けることができるのです。

 

義理チョコで始まる恋に期待して

(大阪府/凡)

義理チョコなんて罪なものはないほうがいいですねぇ。男の人のほうが純情なんだから!

 

☆特 選

甘えんぼ母の手を引き春よ来い

(奈良県/たま)

一読じーーーーーーん。

甘えんぼなのはお母上?それともやはり娘であるたまさんでしょうか。

いずれにせよ、老母と娘の間の甘えんぼは微笑ましく、そしてどこか哀しい。

このひとときがいつか遠くない末来に終わるということが透けてみえてしまうから。だからこころが塞ぐこともあるけれど、春は裏切ることなく確かに近づいています。

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